育成型クラブを目指して

――今年はどの様にクラブを進化させていくのでしょうか?

今年はさらに育成・普及の部分にも力を入れていきます。

FC大阪やシュライカー大阪で指導経験のあるブラジル人のドゥダ氏をアカデミーに招聘し、フットサルスクールも新設しました。

ドゥダ氏にはフットサルスクールとジュニアユースの指導を兼任していただきます。

これからのFC琉球はTOPチームからの一貫した育成をさらに強化していく予定です。

個人的に好きなのは、マンチェスター・シティのような美しいサッカーですね。

そのために國學院久我山高校で名を轟かせた李済華GMにもアカデミーの指導に携わって頂きます。

※さらにFC琉球はインタビューの後、Jリーグ史上初となるクラブが運営する高等学校「FC琉球高等学院」の2018年4月新規開校を発表。

育成型クラブへの本気度がうかがえる。

――「日本サッカーの強化に必要なのはフットサル」とはよく言われる事ですね。非常に楽しみです。逆に課題はありますか?

僕の就任時から監督やGMともよく話し合っていて、予算などの制約もありますが、彼らの方針には非常に魅力を感じていたので基本的に信頼して任せています。

FC琉球は若手育成型のクラブで、大卒新人をうまく育てています。

その良さももちろんありますし、経験値も必要か?というのは考えています。

※インタビューの後、元日本代表FW播戸竜二選手を獲得。

また、スカウトにしても一部の人間だけでなく、複数の目で総合的に判断していくことも必要ではないかと検討しています。

※インタビュー後、早稲田ユナイテッドとの提携を発表。