瀬戸 貴幸
瀬戸貴幸のサクセスストーリーは日本サッカー史上でも屈指のものだ。
2007年、当時3部リーグに在籍していたアストラへ入団。クラブとともに成長し、1部昇格後はキャプテンマークを巻くほどの選手に。
そのパフォーマンスは一般的にも高く評価され、2013年ごろには「セトをルーマニア代表に!」との声が現地メディアで踊るようになっていた。
日本代表には一度も招集されていないが、アルベルト・ザッケローニ、ヴァイッド・ハリルホジッチの両監督とも彼のプレーを追っていたことが伝えられている。
2015-16シーズン、悲願のリーグ初優勝にも貢献した瀬戸は、32歳となった現在もアストラに所属。
「一つの海外クラブでの在籍期間」としては日本人選手でもっとも長く、ルーマニア1部における外国人選手の歴代最多出場記録も更新し続けている。