―ワールドカップ2ヵ月前の解任ということで会長、協会としての責任について
「これをそのまま放置してやることで私の責任がなくなるのかというとそうではないと思っています。
私は日本サッカー協会の会長として、どんなことにおいても日本のサッカーの発展を第一に考えなくてはならないと思っています。
そういう意味では、今回2ヶ月前であったにもかかわらずこのような選択をしなければいけなかったというのは、やはり2ヵ月後のワールドカップでの成績、勝つ可能性を数パーセントでも上げていきたいということなんです。
もちろん監督が変わって急にもう決勝まで行くぞということはない、ドラスティックに変わることはない。それは私も一番分かっています。
ただ、むざむざとそれを見ているわけにはいかなかったということです。この状況を打破するために、監督を交代するというこの決断をしたということです。
ここまでになってしまっているということに対する責任はもちろんあるかもしれませんが、皆がハリルホジッチ監督をサポートし、良くしようということで皆が努力してきたのも事実です。もちろん選手たちもです。
やはりそこのところのバランスが崩れてしまったのが今の状況で、その状況状況で僕らはその決断を変えていかざるを得ない。
今までは、その決断をハリルホジッチ監督に続行していただくということでずっとサポートしてきたわけですが、ここに来てその状況が変わったということです」
―西野氏に監督就任を伝えたのはいつか?任期は?メンバー発表の日程が変更になるか?
「西野さんに打診したのは先週です。先週の前半です。名古屋で会いました。
そしてその後、金曜日の夜も会って話をしています。
西野さんはすごく慎重な方なので、ちゃんといろんなことを考えた上で結論を出してくれました。
ただ、最終的には僕はハリルホジッチさんに言った後と決めていましたので、最終的に決めてくれたのは土曜日のパリの後です。
メンバー発表の細かい点については、基本的な流れは大きく変わることはないと思いますが、それも木曜日に分かれば皆さんにはお伝えしたいと思いますが、基本的には今の流れを大きく変えるつもりはありません。
慎重な方なのではっきりとは仰らなかったです。最初に言った時には」