その「戦略的内容」は以下の通りだという。

・各マーケットのジャーナリスト、ブロガー、有名人を雇用して疑問を呈させ、それぞれの国のマイナス面を誇張させることにより、入札を難しくさせる。

・スキャンダル、そして入札の意義を損なわせる記事、研究などを作成する。スポーツエコノミストを募集し、アメリカが1994年のW杯でどれだけの損失を出したかを研究して発表する。

・アメリカの体育教師組合と下院議員を買収し、サッカー大会に費やした資金を高校スポーツに充てるべきだとして反対活動を行わせる。

・抗議する草の根運動を組織する。オーストラリアのメルボルンにはプロラグビーのグループがあるため、6月の開催はラグビーに悪影響があると訴えかけさせる。

なお、アメリカの経済的コストに関する論文を書かせた大物学者には9000ドル(およそ100万円)が支払われたという。

もしネガティブキャンペーンが行われた事実があれば、これはFIFA規約の違反にあたる。

なお、これらの暴露についてカタールW杯組織委員会は「事実無根である」と否定している。

【厳選Qoly】U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら