そして言った。『こんな形で終わりたくはない。足を引きずりながら、あいつは終わったと言われながら終われない。オレが歩むと決めた道を進む』
新しいチャレンジだった。準備ができた時、オレは戻りたいと言った。これまでと同じようなプレーができたよ。
それができなくなった時には、サッカーを辞めるよ。慈善活動のためにやっているわけではないからな。
まだ怪我があるなかで選出されたときには、モウリーニョ監督に言ったよ。
『オレは貴方にも仲間にも失望させたくない。怪我をする前のズラタンがいた。そして今、怪我をしたズラタンがいる。これまでのようなズラタンはいない。このズラタンを見せるわけにはいかない。準備ができていないから』
ユナイテッドでの2年目は本当に準備ができていなかったし、違った感じだったよ。ゼロからのスタートのようだったし、オレの膝にサッカーを教えなければならなかったからね。
自信を取り戻してからは、オレは新しい環境を必要としていた。快適さを感じられる場所をね」
オレを壊せるのはオレだけ…イブラは「初めての大怪我」をこう受け止めた
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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