前川黛也(ヴィッセル神戸)

今シーズンは31節の名古屋グランパス戦でリーグ戦デビューを飾ると、落ち着いたプレーぶりでチームの8試合ぶりの白星に貢献。

その後の最終節までの3試合もゴールマウスを守り、その間チームは負けなしだった。

韓国代表のキム・スンギュからポジションを奪った実力は確かで、元日本代表ゴールキーパーを父に持つポテンシャルも大きい。

シーズン終了後は休む暇もなく自主的にヨーロッパへ渡り、酒井高徳や伊藤達哉が所属するドイツ2部のハンブルガーSVの練習に参加していた。

一部の現地メディアでは入団テストと報道されていたが、実際には10日間のみの練習参加だったようだ。

しかし、ドイツでの武者修行の裏には昔からのドイツのゴールキーパーに対する憧れがあったことを明かし、今冬の移籍はないとしてもヨーロッパ挑戦の想いは確かにあるようで、近い将来の実現の可能性は高そうだ。

ヴィッセル神戸でルーカス・ポドルスキと馬が合うように、ドイツ人とのコミュニケーションにも問題はないだろう。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手