シュテファン・リヒトシュタイナー(アーセナル)

彼がここまでインパクトを放てないでいる理由の一部は、エメリ監督が頻繁に4バックと3バックをローテーショしているためだ。

その結果、リヒトシュタイナーはサイドバック、ウィングバック、さらには怪我人の影響によってセンターバックでプレーすることを余儀なくされている。

右BSのファーストチョイスであるエクトル・ベジェリンが怪我により離脱となったが、指揮官は35歳のベテランよりも若いエインズリー・メイトランド=ナイルズを好んでいるように見える。

輝かしいキャリアの終わりに差し掛かっているリヒトシュタイナーが、ユヴェントスでピークにあった当時の姿と異なるのは当然のことだ。

とはいえ、そのユーティリティ性によって、アーセナルに提供できるものはまだまだあるはず。本人が予想していたものとは異なるかもしれないが。