ウラジミール・シュミチェル(リヴァプール/2004-05決勝)

ミランとの激しい試合を制し、「イスタンブールの奇跡」を成し遂げたリヴァプール。3点を奪われてからの同点劇は今なお伝説のように語り継がれている。

その2点目を決めたのは、この年に契約満了が伝えられていたシュミチェルだった。23分にハリー・キューウェルが怪我をしたため急遽ピッチに送られた彼は、それだけで喜びを感じていたが、56分に値千金のゴールを決めた。

また、PK戦でも4人目のキッカーを務め、無事成功させている。彼は「これがリヴァプールでの最後のキックになるな…」と思い、とてつもないプレッシャーを受けていたと情懐したそう。