相馬 勇紀(名古屋グランパス)

今年、早稲田大学から名古屋へ加入した22歳の新人は、“活きの良さ”という点で今Jリーグで輝きを放っている一人だ。

武器は165cmの体を生かしたナイフの切れ味のようなドリブルであるが、どんな相手、どんな状況でも物怖じしない強いハートも魅力だ。

先月、初めてU-22日本代表に選ばれトゥーロン国際大会に参加したが、その圧巻のドリブル能力は優勝したブラジルさえ切り裂き、大会のベストイレブンに選ばれた。

また、体型はややずんぐりだが常に足を止めずに仕掛け続ける点は中島に似たところがある。東京五輪、A代表に殴り込みをかける日も近い?