マルク・オーフェルマルス

移籍金:2800万ユーロ(およそ35.2億円)

ルイス・フィーゴをレアル・マドリーへと放出し、当時の世界記録となった移籍金を獲得したバルセロナ。その大部分を費やし、アーセナルからエマニュエル・プティとマルク・オーフェルマルスを獲得した。

アーセン・ヴェンゲル監督の下で大きなスターとなったオーフェルマルスは、アーセナルで圧倒的なキレを持つウイングとして重要な役割を果たしていた選手だった。

しかしこの元アヤックスのFWは、バルセロナで97試合に出場して19ゴール。かなりの時間を怪我のリハビリに費やすことになり、2004年には現役を引退するためにクラブを去らなければならなくなった。

ただ、現在はアヤックスのディレクターとして若手育成に尽力し、フレンキー・デ・ヨングとの契約に大きな役割を果たしている。