――F・マリノスの推しポイントというか、「ここは絶対に勝つ!」みたいなところってどこでしょう?

アンジェ(ポステコグルー)監督が就任し、パスサッカーになったことですごくテンポが変わって、見ていて楽しい、ワクワクするサッカーに変化したと感じます。本当に90分間、目が離せないです。

今年は守備にも注目しています。監督は3バックと4バックを併用すると言っていますがキャンプでは3バックを中心にやっていて、失点も少なかったです。

新加入の岩田智輝選手は大分トリニータでも同じ3バックでしたが、F・マリノスはまたちょっと違うと思うので、どんな対応を見せてくれるのか。五輪代表の選手ですし期待値は高いです。

――対フロンターレではどんなところに注意?

サイドからボールをつないでくるのではなく、スパーンと縦にめっちゃいいボールが入ってくるじゃないですか。見ていてすごく気持ちいいんですが、試合の局面が変わってくるポイントだと思うのであれは気を付けたいですね。

あとは、三笘薫選手。あの独特のリズム感は守る選手が対応しづらいと思いますし、脅威です。昨年のF・マリノス戦でのドリブル映像は色々なところで使われちゃっていますし…。

――小山さんが考えるフロンターレ対策。「こうやってフロンターレを止めて、勝つ!」を教えてください!

そうですね~。とりあえず、ポゼッションでも今年は圧倒してほしいです。昨年の等々力での試合も内容はすごく良かったと思いますし。

スコアは、3-1くらいで。水沼宏太選手のクロスからオナイウ阿道選手が決めて1点目。オナイウ選手が叫んでいる姿が目に浮かびます(笑)。

2点目が仲川選手。後ろからのスルーパス、カットインで自ら行く感じです。そして3点目は…水沼選手!こぼれ球で「そこにいたか」と。1ゴール1アシストですね。

――開幕戦はここ2年、ガンバ大阪戦が続いていて、優勝した2019シーズンは3-2勝利、2020シーズンは逆に1-2の敗戦でした。

フロンターレはやはり後半戦に強いイメージがあるので、スタートダッシュは大事です。しかも今シーズンは開幕節と最終節がフロンターレ戦なので、最初勝って良いスタートを切りたいですね。