ダリダを語る際に忘れてはならないのが走行距離だ。ヘルタ・ベルリンでは1試合14.7kmの走行距離を記録しリーグ新記録を樹立した。

実はその前のリーグ記録(14.2km)を持っていたのもダリダだったが、14.3km、14.7kmと2週連続でリーグ記録を更新するというとんでもない快挙を成し遂げた。なお、本人は「素晴らしい統計だが、それよりも勝ち点」と試合結果を求める発言をブンデスリーガ公式サイトでしている。

そんなダリダだが、身長は172cm、体重は67kg。若い頃は171cm、64kgなどより小さく軽く登録されていた。これは16歳の頃に成長が止まったことが原因。さらに、セリアック病という病気だったことが判明し一時サッカーがプレーできなくなった。

グルテンフリーの食事療法で復帰。今もそうした食事療法を心がけており、長年ピザを食べることが夢だったという。後にグルテンフリーのピザがあったそうでその夢をかなえた。