今では当たり前となった、フィールドプレーヤー(FP)用の黒いユニフォーム。

90年代からこの色を採用するチームも存在したが、一般的に使われるようになったのは2000年代に入ってからというイメージが強い。

最近ではブラックのユニフォームも珍しくないリヴァプールだが、この色のFP用キットが初登場したのは約20年前の2002-03シーズンだった。ここでは、そのブラック・アウェイをご紹介したい。

Liverpool 2002-03 Reebok Away

FP用としてはクラブ史上初だったブラックのアウェイキット。当時のサプライヤーはReebokで、04-05シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ優勝など、クラブとともにいくつもの歴史を作ったメーカーだ。

シャツは完全に真っ黒というわけではなく、袖部分にはグレーを採用。複雑な縫い目が独特の雰囲気を演出する。