伊藤洋輝

待望の初招集。ドイツで1シーズンを戦い抜いた23歳のDFは日本代表でも戦力になれることを証明した。

主に左サイドバックでの出場となったが、ブンデスリーガで成功と失敗を繰り返しながら磨かれた守備面はJリーグ時代と比べて大きく向上。

まだまだ成長の余地はあるものの、長身ながらスピードも兼ね備えることで攻守におけるサポートの速さも目を付いた。

攻撃面で今回浮上した課題は、ボールの持ち方。

魅力の一つである左足のキックと日本代表の強みである前線のスピードスターを生かすためにも、内田篤人氏がたびたび言う「サイドバックとしてボールを置く位置」にもっとこだわりたい。