「誰にも負けたくない」という気持ち
――駒野選手は今年7月に41歳になりました。前十字靭帯断裂など大きな怪我も重ねてきたなか、41歳までプレーできている秘訣というか心掛けてきたことは何でしょう?
「サッカーを楽しむ」ということは忘れてはいけないと思います。
それと、長友佑都選手と似ているところもありますけど、この年齢になってもやっぱり「うまくなりたい」というか「誰にも負けたくない」。そういう気持ちは常に忘れずにやっています。
――そうしたなかで、プレーヤーではなくなった時、つまり現役を引退した後についてどのようなイメージを持っているか、うかがっても良いですか?
そこまでイメージはしていないですけど、指導者という意味では休みの日とかに子供に教えたり、子供の通っているチームを教えたりしています。
やっぱり昔に比べて今のほうが教える楽しさがあるというか、教えていて、自分の教えたことが身に付いて、プレーに出る。それが指導者としてすごく嬉しいことですし、その一つ一つを積み重ねて、チームが上手くなっていく。チームが強くなっていく。
何かそういったことも、実際やってみて楽しかったなというふうに思いました。
――最後に、FC今治のファン・サポーターに向けたメッセージをいただけますか。
シーズンが終わった時に昇格していて、僕が来た1年目のように(※JFLからJ3へ昇格)、ホームで昇格を皆さんと味わえるよう、自分たちはやらなければいけません。
来シーズンから新スタジアムができます。J2の舞台で“こけら落とし”ができるようにしたいと思うので、最後まで応援よろしくお願いします。
――本日はありがとうございました!
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