アンドリー・シェフチェンコ

ウクライナにおいて英雄的な存在として語り継がれているのがミランのレジェンド、シェフチェンコだ。

名将ロバノフスキー率いるディナモ・キエフ時代、カウンターからの矢のような速さで“西側諸国”の強豪クラブを脅かしていたFWを射止めたのはミランだった。

圧倒的なスピードと決定力を武器に、最盛期のセリエAで二度の得点王を獲得。ゴールが地味だとの反応もあったが、逆にいえば批判するものがそれくらいしかなかった。

チェルシー移籍後の不振によって評価を落とした面はある。それでも21世紀初頭のサッカー界において最高のストライカーの一人であろう。