チームの流れを変えた19歳の越道草太

そうした中で登場したのが、今月3日に19歳になったばかりの越道草太だ。

2004年生まれ、広島のジュニアユースとユースを経て今季トップチームに昇格したサイドアタッカーは、第2節のアルビレックス新潟戦でプロデビューすると、すぐにスキッベ監督の信頼を掴んだ。

ルヴァンカップのヴィッセル神戸戦で初スタメン&アシストをマークし、第7節のサガン鳥栖戦で初先発、第8節の横浜FC戦でリーグ初アシストを記録した。

180cmとサイドの選手にしては長身で、スピードに乗ったドリブルを武器としながらも抜き切らなくてもクロスをあげられる。しかも両足で。

顔は童顔だがプレーは大人びており、彼が右サイドに入ったことで満田を本来のポジションに戻すことができた。こうして広島の今シーズンの形ができあがったのだ。

越道は、セレッソ大阪との試合でも素晴らしい個人技を見せた。


(動画 2:38~)

右サイドの1対1をドリブルで突破!さらにもう一人をフェイントでかわし、左足でシュートを放った。

両足を使える選手特有といえる、どちらに行くのかが分からないフェイントからの突破だった。

越道は、このプレーの前にも決定機を迎えたが決められず。Jリーグ初ゴールを逃している(動画 0:20~)。

初ゴールを逃した越道だがその存在感は日に日に増しており、スキッベ監督も「これからサンフレッチェを背負っていく右サイドの選手になってほしい」と期待する。

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