ジョルジョ・キエッリーニ
身長187cm。21世紀のサッカー界において長身サイドバックの走りと呼べる選手の一人だろう。
プロとなったリヴォルノ時代からスケールの大きさが目を引き、2004年にユヴェントスへ移籍(直後にフィオレンティーナへ1年ローン)。
その後は主にセンターバックとしてプレーし、クラブだけでなくイタリア代表でもタイトルを獲得した。現在はMLSのロサンゼルスFCに所属。
ファビオ・グロッソ
身長190cm。イタリアが24年ぶりのワールドカップ優勝を成し遂げた2006年ドイツ大会の“ラストキッカー”。
PK戦にまでもつれ込んだフランスとの決勝戦において、歓喜のキックを成功させたグロッソもまた有名な長身サイドバックだ。
2001年にペルージャによって下部リーグから発掘され、トップ下からサイドバックへコンバート。この英断により頂点まで上り詰めた。
ジェレミ・マテュー
身長189cm。長身サイドバックと聞いてこの選手の名前を思い出す方も多いことだろう。
大柄で強さ、運動量、スピードを兼ね備えながら最大の持ち味は足元の技術と、素質だけなら世界トップクラスと評された左サイドバック。
ステップアップは順調とは言えなかったが、バレンシアで結果を残し、30歳にしてたどり着いたバルセロナでリーガやCLなど数多くのタイトルに輝いた。
マルコス・アロンソ
身長189cm。もとはレアル・マドリーで育成された左サイドバック。2010年にマドリーのトップチームで1分だけプレーしたことがある。
大柄でフィジカルに優れ、1対1の対応、つなぎ、ドリブルスキル、ミドルシュート、クロスなどを兼ね備える。ただスピードはそれほどなく、一列前でプレーすることもあった。
祖父も父もスペイン代表選手だった超サラブレッド。今季加入したバルセロナではセンターバックとしてプレーすることも多い。