今大会の日本で活躍が光ったのは、J3の愛媛FCでプレーする18歳のMF行友翔哉だ(※モーリスレベロではFW登録)。

初見で読める人はまずいないであろう名前は「ゆくとも とき」と読む。「しょうや」では「とき」だ。

山口県山口市の生まれで、U-15までは地元のレノファ山口FCに所属。U-18から瀬戸内海を渡って愛媛FCの一員となり、今年トップ昇格を果たした。

ただ、2種登録されていた昨季からJ3で6試合に出場。なんと3ゴールを記録している。高校3年生なのにJ3で6試合3ゴール!

主に中盤のサイドでプレーする行友だが、魅力はシュート能力の高さ。以下は昨年4月に愛媛FCが配信した行友のシュート練習の様子だ(※左から右足でシュートしているのが行友)。

シュートが上手すぎる…。今回のモーリスレベロでも3戦目のコートジボワール戦において、完璧なフリーキックを叩き込んでみせた。

このスーパーゴールには欧州クラブのスカウト陣も驚いたはず。実況も興奮して名前を「ユクモト」と間違えている。

愛媛FCは現在J3の3位。行友は今季5試合に出場し、1ゴールを記録している。しかもこれまでJリーグであげた4ゴールは、いずれも試合終了間際に決めたもの。勝負強さも凄い!

【関連記事】久保・中井に続く“元天才少年”、石井久継がU-19日本代表として出場!旧トゥーロン「モーリスレベロ」が開幕

欧州で株を上げてJリーグに帰ってくる18歳のアタッカーにぜひ注目してほしい。

【厳選Qoly】サガン鳥栖MF長沼洋一「WBが嫌だった」から始まった武者修行…川井健太監督との出会い、苦節8年目での二桁ゴール(インタビュー)

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら