今回のデザインについてクラブ側は、「スタミナ、団結、力の象徴であるマオリ族のタトゥー」であると説明する。
マオリとはニュージーランドの先住民族で、独特のタトゥーデザインでも有名。本来マオリのタトゥーには高貴で崇高な意味・目的があるのだが、近年はファッション的に入れる人も増えているという。
ニュージーランドといえば9月8日に開幕したラグビーワールドカップの出場国であり、黒いジャージを着るチームの愛称「オールブラックス」としても有名。
タトゥーともマオリ族とも無縁のナポリが9月発売の黒いユニフォームにタトゥーをデザインした理由は、話題性を狙ってラグビーW杯のタイミングに合わせた可能性が高い。
というのも、今回のラグビーW杯で母国イタリアはニュージーランドと同じ組(プールA)を戦うからだ。
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この新サードユニフォームは2日にホームで行われたセリエA第3節のラツィオ戦でデビュー。試合は鎌田大地の決勝ゴールにより1-2でラツィオに敗れている。
汗を吸収すると単なる黒いシャツにしか見えなくなるため、タトゥーデザインに気付かなかった人もいたことだろう。
タトゥーデザインの新ユニフォームは、クラブ公式オンラインストアほかで販売中。
なお、ラグビーW杯のニュージーランド対イタリア(9月29日)の前々日に、ナポリはホームゲームのウディネーゼ戦を予定している。そのタイミングでこのサードユニフォームが再び登場となるか注目だ。
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