三笘薫
最後は、誰もが復帰を待ち望んでいる日本代表のエース。本来は「三笘薫の大会」となってもおかしくない今回のアジアカップだが、主役は遅れてやってくるものだ。
いまだ怪我からの復帰を目指している状況であり、インドネシア戦も試合出場は難しいとみられる。ただ、グループ2位通過となれば次の試合は31日。インドネシア戦からは中6日となる。
同じ左サイドでは中村敬斗がベトナム戦で貴重な逆転弾を決めるなど存在感を見せているが、だからと言って三笘がいなくても大丈夫ということは全くない。
なにより、先発だけでなく途中からでもゲーム展開を一気に変えられるのが三笘という選手の強み。“その瞬間”が訪れる時を今は静かに待ちたい。