モンテディオ山形は2日、2024年5月31日に4社の共同出資にて新スタジアム建設と運営を中心とした事業を行う新会社「株式会社モンテディオフットボールパーク」を設立したと発表した。

新スタジアムの整備計画を進めている山形は、2022年3月に現在のホーム、NDソフトスタジアムの南隣にある山形県総合運動公園特設駐車場を建設予定地として発表。翌4月に県の了承を得て正式決定された。

その後、山形の相田健太郎社長いわく「細かな調整が終わらない状況」となったが、昨年10月6日に新スタジアム構想を改めて公表。2025年着工、2027年完成を目指すことを明らかにした。

今回のリリースでは、新会社設立の背景や今後の展望について以下のように綴られている。

■新会社設立の背景

「山形を繋ぐ~Rediscovery YAMAGATA~を合言葉に、新スタジアムの整備を通して、「地域ブランディングに貢献する新たなシンボルの創出」、「交流人口および関係人口増加への寄与」、「持続可能なまちづくり」を実現する交流・文化発信拠点の創造を目指してまいります。たった20日間しか稼働しない単なるスポーツ施設としての役割ではなく、山形県が直面している様々な課題を解決するとともに、将来にわたって持続可能なソリューションを提供できる場所を創ることを目指してまいります。」

■今後の展望

「今回の会社設立によりプロサッカーチーム「モンテディオ山形」の新たな本拠地となるスタジアム建設や運営事業を中心とした、様々なドキドキとワクワクが詰まったまちづくりを効率的且つ、スピーディーに進めるために戦略・企画から現場の運営まで一気通貫で行ってまいります。

新スタジアム建設の実現に向けては、山形県内の地方公共団体に加え、県内外の民間企業による協力が不可欠です。本事業は新スタジアムの周辺自治体のみならず山形県全域に「こと」や「もの」を波及させることが可能と考えております。地域の未来のために、貢献してまいりますので引き続きよろしくお願いいたします。」

新会社の代表に就任した山形の相田社長は、「民設民営」でのスタジアム整備を目指すと会見で明言。

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株主には株式会社モンテディオ山形のほか、Sol Levante Sports株式会社、NECキャピタルソリューション株式会社、さらには株式会社JTBも名を連ねており、今後の動きが大いに注目される。

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