田中隼人(柏レイソル)
V・ファーレン長崎での武者修行を経て立派に育った21歳のセンターバック(以下CB)。長崎でリーグ戦36試合に出場した「実力者」はボールを持ちながらプレーができる現代型のCBです。
相手のプレスを待てるので、味方に時間とスペースを作り出せるCBです。さらに予測も上手いので、迎撃を作り出すこともできます。
キャンプなどでリカルド・ロドリゲス監督を納得させるパフォーマンスを発揮することができれば、一気に柏レイソルのキーマンとして成り上がり、更に大きな成長を遂げると思います。個人的にもとても注目している選手の一人です。
俵積田晃太(FC東京)
FC東京の高速ドリブラーとして確かなインパクトを残して2024シーズンを終えた俵積田晃太。
オープンスペースで勝負することは元々高いレベルにあったのですが、そこからさらに相手と対峙した状態で仕掛けていく上手さをメキメキと身につけて、いよいよ手の付けられないドリブラーとなりました。
フリーランのコース取りとシュート精度に成長の余地を残しているかもしれませんが、ここまで1人で組織を破壊しにかかれる選手はなかなかいません。
松橋力蔵監督の下、組織に関わることを学び、更なる飛躍を遂げると思い選ばせていただきました。
稲村隼翔(アルビレックス新潟)
Jリーグ特別指定選手としてアルビレックス新潟と東洋大学で戦った次世代を担うCBです。もはや誰がどう見ても日本代表に登り詰めなければならない選手だと思います。
キックレンジの広さや縦に差し込むタイミング、2手先の選手に時間を渡せるようなパスを選択するのか、セーフティーファーストでクリアに逃げるのか、全ての判断を完璧にこなすことができます。
昨季のルヴァンカップ決勝でも堂々とプレーして見せ、ネクストスターの予感を確信に変えてくれました。
彼もまた「もはやすごい選手じゃん!」と言われてしまうかもしれないですが、シーズンを通してどのような成長を果たすのかが楽しみな選手なので選ばして頂きました。