グラニット・ジャカ

ブーイングを受けたクラブ:アーセナル

現在はシャビ・アロンソ監督が率いるレヴァークーゼンで目覚ましい活躍を見せているジャカ。しかし、アーセナルでプレーしていた時はファンからの支持率が低かった。

2019年にはキャプテンとして戦っていたものの、アーセナルのファンからは継続的にブーイングを受け、クリスタル・パレス戦では交代させられた際にファンへの怒りを表した。

当然ながらその後キャプテンの座を剥奪されたジャカであるが、それから数年でアーセナルでの立場を復活させ、そしてレヴァークーゼンで鮮烈なV字回復を見せるというのは皮肉なものだ。

ウェイン・ルーニー

ブーイングを受けたクラブ:イングランド代表

イングランドの英雄として広く知られているウェイン・ルーニーであるが、代表選手としてのキャリアの最後はファンからの批判を受ける存在になっていた。

悲惨な結果に終わったEURO2016の余波により、ルーニーは中盤でプレーすることになり、マルタとの試合中に大きなブーイングを浴びた。

そしてギャレス・サウスゲイト監督は、その3日後に行われたスロベニア戦のメンバーからウェイン・ルーニーを外した。これによって事実上彼のイングランド代表でのキャリアは終わった。

ジョルジーニョ

ブーイングを受けたクラブ:チェルシー

ジョルジーニョは最終的にチェルシーで尊敬を受ける存在になったものの、彼は当初スタンフォード・ブリッジのファンから不満のターゲットになっていた。

それは彼がマウリツィオ・サッリ監督の教え子として「サッリボール」の象徴であったからだ。ELのマルメ戦ではロス・バークリーと交代で途中出場したが、そこで激しいブーイングにさらされた。

ただ、ジョルジーニョはその後サッリ監督の退任に影響を受けることなく、自力でチェルシーのポジションを掴み、逆にファンから大きな支持を受けることになった。