J1ヴィッセル神戸は17日、クラブ公式X(旧Twitter)を更新。MLSシアトル・サウンダーズFCとのパートナーシップ締結を発表した。

シアトル・サウンダーズはアメリカ・ワシントン州シアトルをホームタウンとするMLSのクラブで、イタリア1部インテルなどで活躍したナイジェリア代表FWオバフェミ・マルティンスなどが過去には所属していたことで知られている。

クラブ公式ホームページによると、パートナーシップの内容には親善試合の実施なども含まれている。神戸は過去にもシーズン前キャンプをアメリカで実施し、LAギャラクシ―などMLSのクラブと対戦したこともある。アメリカでの更なる挑戦の可能性もありそうだ。

神戸の代表取締役社長である千布勇気氏はクラブ公式ホームページで「神戸市とシアトルは姉妹都市であり、阪神淡路大震災を契機に1995年にはヴィッセルがシアトルに行き、翌年の1996年にはシアトル・サウンダーズFCの前身となったチームが神戸に来てチャリティーマッチをおこなったという経緯もあり、今回このパートナーシップが実現しました」とコメントしており、このパートナーシップがクラブ草創期からの縁もあって実現したと述べている。

また、神戸は同時にU-18日本代表DF山田海斗がサウンダーズのリザーブチーム、タコマ・ディファイアンスに期限付き移籍することも発表。

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このパートナーシップが『王者』神戸にどんな化学反応をもたらすのか。今年の神戸の動向に注目だ。

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