ネウソン・セメド

PSGに移籍する直前の2017年、ネイマールはバルセロナでの練習中に新加入選手のネルソン・セメドと小競り合いを起こしたことがある。

セメドがタックルを試みた際、ネイマールが激怒。二人の間に緊張が走った。幸いにもハビエル・マスケラーノやセルヒオ・ブスケツが仲裁に入ることで事態は収束したが、この出来事はPSGへの移籍直前だったネイマールの不安定な心情を象徴していたとも言える。

「当時は本当にイライラしたよ」とセメドは後に語っていた。「クラブに入ったばかりの状況で、いきなり重要な選手と揉めるなんてね。でも、彼が移籍するつもりだったなんて知らなかったし、彼にとっても大変な時期だったんだと思うんだ」

エディンソン・カバーニ

ネイマールがPSGに加入したばかりの2017年、いわゆる“ペナルティゲート”という事件が話題となった。リヨン戦でネイマールがPKを蹴りたがったものの、当時のエースであるカバーニが譲らず、さらにそれを失敗してしまった。この一件で二人の間に緊張が生じたと報じられた。

「確かにカバーニとの間に少し摩擦があったけど、それほど大きな問題ではなかった」とネイマールは後に語っている。

「3日後には話し合いで解決したし、もう問題にはなっていない。俺たちはプロの選手である前に人間だ。だから、個人的な部分をきちんと解決することが重要なんだ」と、カバーニとはすぐに和解したと明かしている。