AFCチャンピオンズリーグエリートは19日、リーグステージの全試合が終了した。
今季から導入されたUEFAチャンピオンズリーグと同じスイス式と呼ばれるリーグ戦は、混乱なく残り1試合まで推移していたが、最終節を前で昨季ACLベスト8の山東泰山が撤退を表明。大会規定により山東泰山の試合結果がすべて無効となる大波乱が起こった。
リーグステージの結果を受けて、アジアサッカー連盟(AFC)が発表した東地区のラウンド16出場チームはこちら(リーグステージの成績順)。
横浜F・マリノス(日本)
川崎フロンターレ(日本)
ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)
光州FC(韓国)
ヴィッセル神戸(日本)
ブリーラム・ユナイテッド(タイ)
上海申花(中国)
上海海港(中国)
日本勢の3チーム勝ち残りに変わりはないものの、山東泰山戦の結果を含めれば3位だったヴィッセル神戸がまさかの5位転落。ホーム&アウェイ方式のラウンド16では第2戦をアウェイで戦うことになった。
一番大きな影響を受けたのは韓国の浦項スティーラース。山東泰山がいなくなれば本来8位のはずが、上海海港に抜かれて9位となりラウンド16に進むことができず。そもそも中国勢は同国対決となる山東泰山戦がないため、試合数が1試合多くなるがそこは考慮されないようだ。
このままであればラウンド16の組み合わせはこんな感じに(左側のチームが第2戦ホーム)。
横浜F・マリノス vs 上海海港
川崎フロンターレ vs 上海申花
ジョホール・ダルル・タジム vs ブリーラム・ユナイテッド
光州FC vs ヴィッセル神戸
なお、西地区のラウンド16進出チームは以下の通り。
アル・ヒラル(サウジアラビア)
アル・アハリ(サウジアラビア)
アル・ナスル(サウジアラビア)
アル・サッド(カタール)
アル・ワスル(UAE)
エステグラル(イラン)
アル・ラーヤン(カタール)
パフタコール(ウズベキスタン)
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東と西が激突する準々決勝以降のファイナルステージは、4月25日から5月4日にかけてサウジアラビアで集中開催される。