谷川萌々子
本来であれば5人目は守護神の山下杏也加。しかし、今大会でも強烈なインパクトを放った谷川萌々子はやはりピックアップしておきたい。
古賀と同じJFAアカデミー福島出身の19歳は、またしても破格のプレーを披露。出場は2試合目のコロンビア戦のみだったが、開始1分に左足で異次元のロングシュートを叩き込むと、8分には精度の高いコーナーキックで田中美南の追加点をアシストした。
「チームの中でプレーする」という意味ではまだ課題が多いものの、個としてはなでしこ史上でも類を見ないレベル。今冬に加わったバイエルンでも早々にそのポテンシャルを発揮している。
特大のスケールを持った谷川が今後どのような成長曲線を描いていくのか。それを見るだけでも新生なでしこジャパンを追っていく価値があるはずだ。