日本代表MF田中碧が所属するリーズは、英2部リーグで首位につけている。
だが、9日に行われた第36節ポーツマス戦では格下相手に0-1の敗戦を喫し、リーグ戦での無敗記録が17試合で終わった。
田中は後半23分までプレーしたが、現地の評価は軒並み低評価。これまでは「ジェームズ・ボンド級」などと絶賛されてきたが、この日は現地のファンからも「今日はひどかった」「もっと早く交代させるべき」という声が上がっていたとか。
ただ、ダニエル・ファルケ監督は、田中をこう擁護していた。
「田中はイングランドで1年目だ。(2部リーグのレギュラーシーズンは)46試合。彼は我々のために素晴らしくやってくれている。
(この日も)活躍しようとしていたが、少しボールロストがあった。でも、問題ない。調子がよくなければ、60分で交代させることもある。大事なのは調子がよくない時に批判しないことだ」
長いシーズンのなかで、不調な日があるのは普通と庇っていたようだ。
リーズは依然として首位ながら、2位シェフィールド・ユナイテッドとは同勝点。3位バーンリーとも勝点差は、わずか2ポイントとなっている。