いわきFCは13日、クラブを運営する株式会社いわきスポーツクラブがこの日行われた「スポーツによる人・まちづくり推進協議会」にて、新スタジアム整備に関する経過報告会を開催。

スタジアムの整備場所について、「3月末」を目処に公表したい考えであることを報告したと発表した。

現在、施設基準の例外適用申請によりJ1クラブライセンスを取得していることから、2025年6月末のライセンス申請時に「具体的なスタジアム整備計画」を提出することが求められているいわきFC。

例外規定の猶予期間の考え方とスケジュール

これまでは、令和5年度(2023年度)および6年度(2024年度)のスタジアム・アリーナ改革推進事業の委託契約締結を受け、「IWAKI GROWING UP PROJECT 〜思いを紡ぐ、地域をつなぐ〜」を設立。

市民によるコンセプトメイキングを目的とした分科会I、子どもや若者の意見を収集するユースプロジェクトが始動し、さらにいわきFCのホームゲームでは来場者からスタジアムに関する意見を募集する活動を行い、新スタジアム建設に向けた意見収集と機運醸成を進めてきた。

その様子は、いわきFCのnote公式アカウントにおいて「IGUPレポート」として公開し、その議論の過程をファン・サポーターはもちろん市民と広く共有する活動を行っている。

なかでも、新スタジアムの整備場所についてはファン・サポーターをはじめとする地域の人々から大きな関心が寄せられていると認識。6月末の整備計画提出に向けて現在最終調整を行っており、今回、3月末を目処に公表したい考えを明らかにした。

今季J2では3分1敗とスタートダッシュを飾ることができなかったいわきFCだが、ポストユースなど若手育成の面での評価を非常に高い。

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日本初の商業施設複合型クラブハウス「いわきFCパーク」の整備など、ハード面を重視しながら土台を築いてきた彼らの新スタジアムだけに立地を含め大いに注目される。

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