2026年ワールドカップの出場を世界最速で確定させた日本代表(開催国以外で)。アジア予選は残り3試合あるが、今後は代表内での争いがさらに過酷になるはず。

そうしたなか、かつて日本代表で活躍した稲本潤一は、『ABEMAスポーツタイム』で、日本代表へのサプライズ招集したい選手に佐野海舟を挙げていた。

佐野は、昨夏に鹿島アントラーズからドイツ1部のマインツに移籍した24歳の守備的MF。ここまでリーグ戦全試合に先発出場し、リーグ2位の走行距離を記録するなど、ブンデスリーガ3位と躍進するチームのなかで活躍を続けている。

稲本はそんな佐野の代表入りを猛プッシュしていた。

「(移籍)1年目でドイツでしっかりレギュラーポジションをとって、素晴らしい活躍をしています。まだ24歳という若さがあるので、W杯までの1年で力が伸びてくると思います。

下手したら、今年の冬の移籍期間中に移籍する可能性もあるくらい活躍しているので、やっぱりこの選手は入れてほしいなと思います。

ドイツでしっかり強さを日本人が見せているのは素晴らしいと思いますし、これからアジアの戦いではなくて、もっともっと強い国との戦いになってくるので、真ん中(中盤)での強さはもっともっと必要になってくると思うので、佐野くんが入ってくれればと思います。

佐野くんは遠藤航選手よりのプレースタイル、真ん中でどっしり構えて。ディフェンスも強いですし、前に行く力強さもある。24歳という若さで、この1年の伸びしろを考えた時にこれからすごく伸びるんじゃないかなと思います」

日本人がブンデスリーガで強さを発揮している点を評価しつつ、成長にも期待しているようだ。

日本代表、2025年初戦で招集されなかった海外組スター5人

佐野は2023年に日本代表にデビューし、2024年のアジアカップにも参加したが、昨年7月に不同意性交の疑いで逮捕された。不起訴処分になったものの、騒動以降は代表に招集されていない。

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