ポール・ポグバ
契約満了で退団したチーム:マンチェスター・ユナイテッド
加入したチーム:ユヴェントス
ポグバは2012年当時、マンチェスター・ユナイテッドの将来を背負う才能として注目されており、アレックス・ファーガソンの元で10代にしてトップチームデビューを果たした。しかし、クラブの契約延長オファーを拒否し、移籍金ゼロでユヴェントスへと渡るという大胆な選択をした。
この移籍はユナイテッドにとって大きな痛手であり、後に多額の移籍金を払って彼を呼び戻すことになる。ポグバはイタリア・セリエAで中盤の主力としてブレイクし、世界的な名声を得ていた。
ところがイングランドに戻った彼は不安定なプレーに終始し、最終的に再びフリーでユヴェントスへと移籍することになる。
ミヒャエル・バラック
契約満了で退団したチーム:バイエルン・ミュンヘン
加入したチーム:チェルシー
2006年にバラックがバイエルン・ミュンヘンをフリーで退団した際、チェルシーはレアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッドに先んじて獲得に動き、契約をまとめた。
彼はバイエルンで契約満了に近づいているとき「重要な試合で失敗ばかりしている」「退団に備えて体力を温存している」などの批判を受けていたが、イングランドに移籍して再び復調を見せる。
スタンフォード・ブリッジでの4年間で彼は中心的な存在になり、FAカップ3回、プレミアリーグ1回、リーグカップ1回の優勝を果たしている。