ギャヴィン・ピーコック

所属したクラブ:ニューカッスル、チェルシー、QPRなど

引退後の仕事:牧師

ニューカッスルやQPR、チェルシーなどでプレーしたピーコックは、引退後にメディア業界で解説者としてキャリアを重ねたものの、EURO2008でBBCの放送に関わったのを最後に辞任した。

なぜなら、その大会後に牧師を夢見てカナダへと飛び立ったからだ。「聖書を読んでいたとき、心の奥底から燃え上がるものを感じた。ただ読むだけでなく、教えたいという思いを。そうせざるを得ない衝動でもあった」

そう語ったピーコックはカナダで神学を学び、カルガリーのカルバリーグレース教会で副牧師を務めたあと、2025年にイギリスへと戻っている。

ネイサン・ダラリエ

所属したクラブ:マンチェスター・シティ、ロッチデールなど

引退後の仕事:数学教師

マンチェスター・シティの下部組織ではマイカー・リチャーズらとともに有望な若手だと期待されたネイサン・ダラリエ。ただ、彼は数々の怪我に加えて心臓の病気まで判明し、早期の引退を余儀なくされた。

彼はその後教師に転向し、マンチェスターの学校で数学を教えている。彼はメディアに対して「プロサッカー選手になりたいという若い子がたくさんいる。そのような子に『夢をあきらめないで、しかし現実的にもなりなさい』と語りかけているよ」と話していたとか。