ラヒーム・スターリング
ストライキしたクラブ:リヴァプール
移籍したクラブ:マンチェスター・シティ
リヴァプールで若くしてウイングとして台頭し、クラブの将来を担う存在として期待されていたラヒーム・スターリング。しかし契約更新のオファーを拒否し、チームを離れることを望んだ。
リヴァプールは彼を手放すことを拒否したものの、スターリングはプレシーズンツアーへの参加をボイコットし、代理人のエイディ・ワードはクラブを激しく非難した。
最終的にスターリングを抑えられなくなったリヴァプールは退団を許可せざるを得なくなり、2015年にマンチェスター・シティへの移籍を認めることになった。
ウィリアム・ギャラス
ストライキしたクラブ:チェルシー
移籍したクラブ:アーセナル
2006年、チェルシーがイングランド・プレミアリーグを席巻するような状況にあるなか、フランス代表DFのウィリアム・ギャラスは「十分な報酬を貰っていない」として退団を希望した。
クラブは拒否したものの、ギャラスは「もしこの状況でプレーさせるのなら、オウンゴールやミスで失点させてやる」とジョゼ・モウリーニョ監督に告げ、強硬な姿勢を取ったという。
最終的にチェルシーはアシュリー・コールを獲得する際の条件の一環としてギャラスをアーセナルに譲渡。結局、この決断はクラブにとって非常に大きな利益をもたらしたともいえる。