坂元達裕
1996年10月22日生まれ
東洋大学が生んだ最強ドリブラーの一人。前橋育英高校の同期には、小泉佳穂(柏レイソル)、岡村大八(FC町田ゼルビア)、鈴木徳真(ガンバ大阪)、渡邊凌磨(浦和レッズ)、吉田舜(湘南ベルマーレ)らがいた。
その中で坂元達裕は東洋大学へ進学し、10番を背負った4年次には大黒柱としてチームを牽引。創部以来初めてのインカレ出場に貢献した。
2019年にモンテディオ山形でプロ入りすると、小泉佳穂を真似して習得したという“必殺の切り返し”を武器に1年目から大活躍。翌2020年に完全移籍したセレッソ大阪時代には日本代表デビューも果たした。
2022年1月にベルギー1部のオーステンデへ移籍し、2023年夏にイングランド2部のコヴェントリー・シティへステップアップ。現在チームを率いるフランク・ランパード監督も坂元のプレーを高く評価している。
稲村隼翔
2002年5月6日生まれ
2024年、アルビレックス新潟の特別指定選手として、彗星のごとくJリーグに現れたレフティDF。
卓越したビルドアップと左足から放たれる正確無比のキックを武器に新潟のキーマンとなり、チームはYBCルヴァンカップでクラブ史上初の決勝進出。PK戦の末に惜しくも名古屋グランパスに敗れたものの、「稲村ここにあり」をアピールするには十分だった。
そして年末、東洋大学のインカレ初優勝に貢献すると、正式にプロとなった2025年もリーグ屈指のセンターバックとして最終ラインに君臨。夏にプロ入り半年でのスコットランドの名門セルティック移籍を勝ち取った。
182cmという身長もあってか、セルティックのプレシーズンマッチでは左サイドバックとして出場。「ボール扱いが巧みで、パスも確実。左サイドを上下に駆け回り、ボックス内に鋭いクロスを放つことに躊躇しなかった」と地元メディアから高い評価を受けている。