現役時代にクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)やトッテナムなどで活躍したアンディ・シントン氏。

先週22日に心臓発作を起こして入院したが、現在は回復に向かっているという。24日、QPRがクラブの公式ホームページで発表した。

イングランド出身で、現在59歳のシントン氏は、1983年にケンブリッジ・ユナイテッドでプロデビュー。

その後、ブレントフォードやQPR、トッテナムなどイングランド国内でプレーした。

同国代表としても国際Aマッチ12試合に出場。現役時代はハードワークを惜しまない運動量豊富なMFとして活躍し、「サッカー界で最も勤勉なMF」とも呼ばれた。

引退後はイングランドのアマチュアクラブの監督を務め、QPRのクラブアンバサダーに就任。

同クラブのダウン症児チーム「QPRタイガー・カブス」の支援イベントでは中心的存在となり、地域住民と積極的に交流してきたという。

QPRは24日に同氏が心臓発作で倒れたことと、前向きな経過を伝えた。

すると、Xなどでは「早く元気になってください」「すべてが上手くいくことを願っているよ」など、多数の励ましの声が寄せられた。

心臓の病気から生き延びたサッカー選手たち

シントン氏のこれまでの献身的な活動が、往年のプレーを知らない世代からも厚い支持を受けているようだ。

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