アレハンドロ・ガルナチョ

所属クラブ:チェルシー

かつて所属していたアカデミー:アトレティコ・マドリー

スペイン人の父とアルゼンチン人の母の間に生まれ、マドリードで育ったガルナチョ。アトレティコ・マドリーの下部組織で5年間を過ごしたあと、2020年10月にマンチェスター・ユナイテッドへと移籍した。

そしてイングランドでの最初のフルシーズンとなった2021-22で、マンチェスター・ユナイテッドをFAユースカップ優勝に導く活躍を見せて「チームの年間最優秀選手賞」に輝いた。

今季はマンチェスター・ユナイテッドからチェルシーへの移籍を決断し、新たなステージへと進んだ。シニアではやや伸び悩みを見せているとはいえまだ21歳。今後のブレイクを期待したいところ。

ラヒーム・スターリング

所属クラブ:マンチェスター・シティ、チェルシー

かつて所属していたアカデミー:QPR、リヴァプール

ングモハやブリュースターなど、ロンドン生まれながらリヴァプールの下部組織で育つ選手は数多い。その先駆者と言えるのはラヒーム・スターリングだ。

彼は5歳のときに生まれ故郷のジャマイカを離れ、ロンドンでウェンブリー近くの学校に通った。地元のクラブで育った後、QPRのアカデミーに入団し、そこで才能を開花させ、多くのクラブからスカウトされた。

母親は「ロンドンのギャング文化から離れさせたい」という意向を持っており、そのためスターリングはリヴァプールのアカデミーを選び、マージーサイドでトップレベルの選手に成長することになる。