日本代表は14日、東京スタジアムでブラジル代表と対戦する

日本は1996年のアトランタ五輪でブラジルに勝利しているが、A代表においては一度も勝った経験がなく、通算成績は0勝2分11敗(5得点35失点)となっている。

ワールドカップ優勝を掲げる現在、サッカー王国ブラジルは絶対に超えなければならない壁であろう。

そこで今回は、過去にお届けした「ブラジル代表からゴールを決めた日本代表の得点者たち」の記事を再編集してご紹介しよう。

福田 正博

試合日時:1995年8月9日(日本ブラジル修好100周年記念 サン・スパーク カップ)
試合結果:1-5●
日本代表の先発:小島伸幸、柳本啓成、井原正巳、柱谷哲二、相馬直樹、林健太郎、山口素弘、ラモス瑠偉、森島寛晃、三浦知良、福田正博。

日本代表がブラジル代表から奪った記念すべき初ゴールは“ミスター・レッズ”こと福田正博だ。

ラモス瑠偉の事実上の代表引退試合となった一戦。ブラジルの先発にはJリーグに所属するスター選手たちがズラリと名を連ね、日本はあっさり2点を先行されてしまった。

しかし後にJでもプレーするエジムンドの横パスを三浦知良がカットしゴール前へ。カズはシュートを打つ前に潰されてしまったが、こぼれたボールに飛び込んだ福田が右足でネットを揺らしている。