玉田 圭司
試合日時:2006年6月22日(2006年ワールドカップ)
試合結果:1-4●
日本代表の先発:川口能活、三都主アレサンドロ、坪井慶介、加地亮、中澤佑二、中田英寿、小笠原満男、中村俊輔、稲本潤一、巻誠一郎、玉田圭司
本当の意味で、真剣勝負のブラジルから奪った唯一のゴールといえるだろう。
2006年大会の日本代表は、グループステージの初戦でオーストラリアに残り10分から逆転を許し敗戦。続くクロアチア戦も引き分けたためブラジル相手に勝利が求められる厳しい状況だった。
当時のブラジルはロナウド、ロナウジーニョ、カカ、アドリアーノらがいた史上最強レベルの布陣。絶望的にも思えたが、前半、カウンターから玉田が左足で稲妻のようなシュートを突き刺した。
この日本の先制ゴールは世界を驚愕させ“奇跡”も予感させた。だがこの一撃は眠れるライオンを目覚めせることとなり、試合は大敗となっている。
槙野 智章
試合日時:2017年11月10日(国際親善試合)
試合結果:1-3●
日本代表の先発:川島永嗣、長友佑都、槙野智章、吉田麻也、酒井宏樹、長谷部誠、山口蛍、井手口陽介、大迫勇也、原口元気、久保裕也
最後に、ブラジル代表との対戦でゴールを記録したのが槙野智章だ。
ロシア大会を翌年に控えた国際親善試合で、ヴァイッド・ハリルホジッチ体制のベストメンバーで挑んだが前半だけで3失点を喫する完敗を喫した。
後半ブラジルが明らかに手を緩めた中で、井手口陽介の左コーナーを槙野が頭で一矢報いるゴール。玉田以来、ブラジルから決めた11年ぶりの得点となった。