日本代表としてワールドカップ3大会に出場し、2022年大会ではキャプテンも務めたDF吉田麻也。
現在MLS(アメリカ1部)のロサンゼルス・ギャラクシーに所属する元日本代表キャプテンは、ロサンゼルスFCの韓国代表FWソン・フンミンのMLS移籍について語った。20日、FIFAの公式サイトが伝えている。
ソンは今年8月に、10年間を過ごしたトッテナムを退団して新天地にMLSを選んだ。
同選手が契約したクラブは、吉田が所属するロサンゼルス・ギャラクシーと同じ都市に本拠地を構えるロサンゼルスFCだった。
プレミアリーグで得点王を獲得するなど長年活躍し、来年は韓国代表としてワールドカップに出場することが見込まれているソンのアメリカ移籍に、吉田は衝撃を受けたという。
「本当に驚きました。多くのビッグネームは、ワールドカップ後に新たな挑戦としてMLSに来るものだと考えています。しかし彼は、ワールドカップの1年前にMLSでプレーする決断をしたんです。とても興味深いですね」
トッテナムで得点を量産してきたソンは、今季のMLSで10試合に出場して9得点を挙げ、早くも格の違いを見せつけている。
同選手とプレミアリーグで幾度となくマッチアップした吉田は「彼は別格です。彼にとってここ(MLS)は簡単すぎます!」と韓国代表FWの実力を改めて絶賛した。
ソンのMLSでの活躍は来年のワールドカップを戦う韓国代表にとっても必ずプラスになると吉田は語る。
「ベテラン選手にとっては、パフォーマンスの質よりもフィジカルコンディションの維持の方が重要なんです。コンディションさえ良ければ、自分の実力を発揮できます。それが一番大切なことです」
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ソンにとって来年のワールドカップが現役最後のワールドカップになると噂されている。所属クラブでの活躍をワールドカップでも披露したい。