2022年1月からスコットランドの強豪セルティックでプレーしてきた日本代表FW前田大然。

昨シーズンは公式戦33ゴールとキャリアハイの活躍を見せると、リーグ4連覇に大きく貢献した。

スコットランド国内の個人タイトルも総なめにした前田は、この夏に移籍を志願したものの、セルティック側がそれを認めず。

すでに個人合意に達していたという移籍が破談になった影響からか、今シーズンの前田は、13試合で3ゴールと調子を落としている。

また、10月12日に怪我のために代表を離脱すると、それ以降は試合欠場が続いている。

旗手怜央、山田新、稲村隼翔も所属するセルティックは、不調に陥っており、前田不在の最近2試合はいずれも敗戦。

そうしたなか、『Herald Scotland』は、「セルティックにとって大きな励みになる知らせがある。前田が月曜から練習に復帰する見込み」と伝えた。

ブレンダン・ロジャーズ監督が「大然は明日から練習に加わる。(29日のフォルカーク戦で起用可能かは)分からない。様子を見る必要がある。彼を適切なタイミングで起用しなければいけない。ありがたいことに彼は練習に戻ってくる」と述べたという。

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今シーズンのセルティックは、リーグ9試合で5勝2分2敗、得点数は12にとどまっている。前田の復帰は、指揮官にとって朗報のはずだ。

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