サッカー選手はそれぞれのクラブと契約を結んでいるが、ときには規律や規約に違反したことによってそれが解除されることも。

トラブルが続出したために退団を余儀なくされた選手もいる。

今回は『FOOTBALL DAILY』から「不名誉のうちにクラブを去った選手たち」をご紹介する。

セルジ・グアルディオラ

退団したクラブ:バルセロナ

2015年にバルセロナへの加入が決定したセルジ・グアルディオラ。クラブのレジェンドであるジョゼップ・グアルディオラと同じファーストネームを持つこともあって話題を集めたものの、僅かな時間で解雇されることになった。

若い頃は様々な下部リーグのクラブを渡り歩いていたセルジ・グアルディオラは、2015年12月にバルセロナへの移籍が決定。Bチームに登録されることが決まっていたものの、それから数時間で問題が発覚した。

彼が持っていたTwitter(現:X)の過去の投稿のなかに、バルセロナとカタルーニャ地方を侮辱するようなコメントがあったほか、レアル・マドリーのファンであることも発覚した。

彼自身は「友人が書き込んだもの」と主張したものの受け入れられず、バルセロナは彼を即刻解雇。後にバジャドリーに所属したときにカンプ・ノウで試合をした際には、バルセロナのファンから大きなブーイングが浴びせられていた。

カルロス・テベス

退団したクラブ:マンチェスター・シティ

2009年夏にマンチェスター・ユナイテッドからマンチェスター・シティへと移籍した際にも大きな騒動を巻き起こしたカルロス・テベス。ユナイテッドにはウェストハムからのローンで所属していたとはいえ、10年ぶりの「ライバル間移籍」にファンは過敏に反応した。

しかし、マンチェスター・シティからユヴェントスに移籍するときにも彼は大きなトラブルを経験している。2011年夏に移籍を志願したと伝えられている彼は、その後の試合で途中出場することを拒否。それによって処分を受けたが、謝罪を拒否してアルゼンチンに無断で帰国した。

最終的には数カ月後にテベスが謝罪をすることで事態は収まったものの、2013年夏にはシティを退団することが決定。イタリア・セリエAのユヴェントスへと移籍することになった。