今夏も多くの移籍が行われたトランスファーマーケット。近年経済的に苦しい状況にあると言われているイタリア・セリエA、大きな買い物はやはりありませんでしたが、意外に数十億単位で攻めに入っているクラブがあります。

セリエA優勝、CLでの好成績を狙うローマがやはり最も資金を投じ、35億円の損失(リーガやプレミアの規模と比べるとかなり少ないですが)を計上。ユヴェントス、ラツィオ、ウディネーゼ、ナポリもしっかり強化にお金を払っています。

逆に最も黒字を出しているのはミラン。ただ売却されたのがあのバロテッリなだけあって、攻めているのか守っているのか言い切れないところが……。なお、選手売却での収入が多いのは意外にも(?)トリノで、その一方でローマ、ユヴェントスに継ぐ投資も行っています。


・支出額

1:ローマ(5806万ユーロ/80億円)

2:ユヴェントス(3680万ユーロ/50億円)

3:トリノ(2690万ユーロ/37億円)

4:ウディネーゼ(2570万ユーロ/35億円)

5:エラス・ヴェローナ(2296万ユーロ/31億円)

6:ナポリ(2155万ユーロ/30億円)

7:サッスオーロ(1600万ユーロ/22億円)

8:ラツィオ(1590万ユーロ/22億円)

9:パレルモ(1570万ユーロ/22億円)

10:カリアリ(1500万ユーロ/21億円)

11:ミラン(1265万ユーロ/17億円)

12:インテル(1210万ユーロ/17億円)

13:フィオレンティーナ(1010万ユーロ/14億円)

14:アタランタ(830万ユーロ/11億円)

15:サンプドリア(745万ユーロ/10億円)

16:キエーヴォ・ヴェローナ(725万ユーロ/10億円)

17:ジェノア(555万ユーロ/8億円)

18:パルマ(430万ユーロ/6億円)

19:チェゼーナ(110万ユーロ/2億円)

20:エンポリ(なし)


・収入額

1:トリノ(3656万ユーロ/50億円)

2:ローマ(3260万ユーロ/45億円)

3:ミラン(2850万ユーロ/39億円)

4:エラス・ヴェローナ(2770万ユーロ/38億円)

5:ユヴェントス(2350万ユーロ/32億円)

6:アタランタ(1820万ユーロ/25億円)

7:ジェノア(1810万ユーロ/25億円)

8:ナポリ(1755万ユーロ/24億円)

9:パレルモ(1650万ユーロ/23億円)

10:パルマ(1130万ユーロ/15億円)

11:カリアリ(1110万ユーロ/15億円)

12:サッスオーロ(1080万ユーロ/15億円)

13:インテル(965万ユーロ/13億円)

14:サンプドリア(932万ユーロ/13億円)

15:ウディネーゼ(890万ユーロ/12億円)

16:フィオレンティーナ(600万ユーロ/8億円)

17:キエーヴォ・ヴェローナ(365万ユーロ/5億円)

18:チェゼーナ(50万ユーロ/1億円)

19:ラツィオ(なし)

20:エンポリ(なし)