なんでも今季のプレミアリーグに所属する20チームのうち実に14チームの胸スポンサーがイングランド国外のものになっているという。(昨季は10チームが英国外)
UAE、韓国(サムスン。来季から日本の横浜ゴムへ)、USA、フィリピン、南アフリカ、タイ、中国といった国々のスポンサーだという。 そして、フットボールにおける賭け事が広く禁止されるなか、5チームの胸スポンサーはギャンブル系の企業でもある。
さて最後にプレミア20チームの胸スポンサー(SHIRT SPONSORS)の契約料をみてみよう。なお、チェルシーと「横浜ゴム」との契約は実際には来季2015-16シーズンから。
マンチェスター・ユナイテッド=約86億円「シボレー」
チェルシー =約74億円「横浜ゴム」
アーセナル =約55億円「エミレーツ航空」
リヴァプール=約37億円「スタンダードチャータード銀行」
マンチェスター・シティ=約37億円「エティハド航空」
トッテナム=約29億円「AIA(香港に本部を置く大手保険会社)」
ニューカッスル=約11億円「Wonga(金融サービス)」
ウェストハム=約11億円「Betway(大手オンラインカジノ)」
エヴァートン=約9.7億円「Chang Beer(タイ・ビバレッジ社のビール)」
アストン・ヴィラ=約9.2億円「Dafabet(アジアに拠点を置くオンラインベッティング)」
サンダーランド=約9.2億円「Bidvest(南アフリカに本部を置く多角的企業の英国支社?)」
スウォンジー=約7.4億円「GWFX(中国の金融サービス・プロバイダ、Goldenway傘下)」
ストーク=約5.5億円「bet365(ブックメーカー)」
QPR=約4.6億円「エアアジア」
ハル=約2.9億円「12BET(フィリピンなどでのライセンスを持つブックメーカー)」
WBA=約2.2億円「Intuit QuickBooks(企業向け会計ソフトウェア)」
サウサンプトン=約1.8億円「Veho(エレクトロニクス企業)」
バーンリー=約1.8億円「Fun88(アジアに強い?オンラインベッティング)」
レスター=約1.8億円「King Power(タイで設立された免税店)」
クリスタル・パレス=約1.3億円「NETELLER(オンライン決済サービス)」