36位:宇佐美貴史(日本)

バイエルン・ミュンヘンでの挑戦は失敗に終わったものの、日本に戻ってきた天才アタッカーはさらに大きな選手になっていた。

圧倒的な技術とスピードで相手の守備を切り裂き、1、2名のマークくらいは全く苦にすることなくゴールを奪ってみせる。

ハリルホジッチ監督は彼に対して体脂肪率や走りなど常に指摘を与えているようだが、これはむしろ期待の表れ。これまで指揮したチームを見る限り、宇佐美のような選手は嫌いではないはずだ。

35位:マシュー・スピラノヴィッチ(オーストラリア)

国立スポーツ研究所からドイツに渡り、2010年には日本の浦和レッズへ。しかし多くの怪我に苦しみ、中東への移籍も成功せず、長身の万能DFは苦しい時を過ごした。

転機は2013年に移籍したウェスタンシドニー・ワンダラーズで訪れた。トニー・ポポヴィッチ監督の下でサイドバック、ボランチでも起用され、チームのキャプテンも務めるようになり、代表にも定着。あとはシーズンを通して出場したいところだが…

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