12位:マハルダード・プーラディ(イラン)
2014年ワールドカップでリオネル・メッシを89分押さえ込み、一気に名を上げたイラン代表左サイドバック。豊かな運動量と攻撃的なプレーに長けていた選手であるが、守備面の活躍でブレイクを果たした。
大会まではハシーム・ベイクザデーのサブに過ぎなかった選手で、ライバルの怪我によって急遽スタメンになった選手である。国内でもエステグラル、トラクトル・サジ、ペルセポリスと名門には所属していたが、決して常にレギュラーではなかった。
そんな選手が突然ブレイクしたのだから驚きは大きかったが、今年に入って兵役の問題に直面。カタールリーグでもあまり成功することが出来ず、困難な時を過ごしている。
11位:マッシモ・ルオンゴ(オーストラリア)
2015年アジアカップで大会最優秀選手賞を獲得したオーストラリアのヤングスター。イタリアとインドネシアにルーツを持つ彼は若くしてトッテナム・ホットスパーのトライアルを受けて合格し、英国へと渡った。
そして2013年に貸し出されたスウィンドン・タウンへ完全移籍し、2013-14シーズンにレギュラーに定着。豊かな運動量とテクニック、そして得点力を兼ね備えたセンターハーフとしてブレイクを果たした。
2014年ワールドカップではメンバーに選ばれながらも出場はなし。しかし大会後の親善試合で使われるようになり、アジアカップではご存じの通りの活躍を見せた。
今夏はアストン・ヴィラからの誘いもあったが、より出場機会を得られる可能性が高いQPRへの移籍を決断。22歳の新星は一歩一歩確実にステップを進めている。