メンバー確定までの経緯
この年代のナイジェリア、通称「ドリームチームXI」には、既に世界的に名前の知られたタレントがいる。マンチェスター・シティのケレチ・イヘアナチョ、そしてアーセナルのアレックス・イウォビだ。
プレミアリーグでも結果を残している彼らに加え、サムソン・シアシア監督は当初からオディオン・イグアロ(ワトフォード)、ジョン・オビ・ミケル(チェルシー)をオーバーエイジで呼ぶことを示唆しており、かなり強烈なメンバーになると予想された。
[Qoly] 五輪で日本と対戦するナイジェリア、オーバーエイジ候補が強烈 https://t.co/hQLY6SBCsK
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ところが、国内リーグの選手の比率が少ないナイジェリアは、派遣義務がないことの影響をモロに受けることになった。
アレックス・イウォビは早々に五輪出場を断念することを決め、一時期は前向きであったケレチ・イヘアナチョもクラブ事情により出場不可能に。
その一方で、かねてから資金難に苦しんできたナイジェリアサッカー連盟の困窮が影響し、貴重なトゥーロン国際大会出場権も放棄せざるを得なくなった。
[Qoly] 日本と戦うナイジェリア五輪代表が困った!トゥーロンに行けない? https://t.co/ZlYaeZs573
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そして、国内組中心に組まれたチームは、サムソン・シアシア監督が「全く満足していない」と公言するほど結果が出せない状況が続く。
トゥーロンの代替として出場した韓国での水原トーナメントでは、なんとデンマークを相手に6失点の大敗。
韓国戦では一度も練習したことのない(監督談)オフサイドトラップを使って失点するなど、チームの組織力に大きな疑問が投げかけられる事になった。
[Qoly] 韓国に負けたナイジェリア五輪代表監督、「選手が勝手に…」とボソリ https://t.co/RasasRgfiN
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なんと6失点…日本と対戦するナイジェリア、守備が酷いことに https://t.co/ev85R4qOlK pic.twitter.com/Del39dYAkR
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