ついに招集メンバー確定、キャンプへ
6月23日、サムソン・シアシア監督は五輪に臨む予備登録のメンバー35名を発表した。
その中には、守備を強化するためのGKダニエル・アクペイとDFケネス・オメルオ、DFゴッドフレイ・オボアボナといったフル代表の選手が入っていた。
さらに辞退が噂されていたケレチ・イヘアナチョ、アレックス・イウォビ、モーゼス・サイモンもリストに書かれており、優勝候補とも言えるものになっていた。
[Qoly] 日本と戦うナイジェリア、五輪の暫定メンバー発表!プレミアから5人(2016/6/24) https://t.co/OgtnQHJuOC
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年6月24日
ところが、物事はそううまく進まないものだ。
水原トーナメントを終えたチームは国内に戻り、7月のキャンプに向けた壮行試合として、1世代下の「フライング・イーグルス」(U-20代表)と対戦した。
そして、なんと3-4という結果で敗北。実は4月にも対戦して1-2で負けており、チーム状態の悪さを露呈させた。
ちなみに、彼らに勝ったフライング・イーグルスもアフリカU-20選手権予選でスーダンに負けて出場を逃しており、ナイジェリアという国自体の危機を感じさせている。
そして、アメリカ・アトランタでのキャンプが中盤に差し掛かった22日、ナイジェリアはついに最終登録メンバーを発表。
なんと、そこにはアレックス・イウォビ、ケレチ・イヘアナチョどころの話ではなく、オディオン・イグアロも、ゴッドフレイ・オボアボナも、ケネス・オメルオも、モーゼス・サイモンもいなかった。
[Qoly] 来月4日は日本戦!ナイジェリア五輪代表、背番号も決定 https://t.co/ppryDccNOm
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年7月23日
ちなみに、特に記載はされていないが、バックアップメンバーのタイウォ・アウォニイー、サヴィアワー・ゴッドウィンは既にクラブに帰っており機能していない。そして、FWアミヌ・ウマルはオスマンルスポルの方でELに出ているため、日本代表戦には間に合わない。