フォワードの排出力が凄すぎる!

ヘーレンフェーンは育成上手なチームとして知られるが、世界的なストライカーを輩出し続けている。下記はその1例である。

ヘーレンフェーンがプレーした主なストライカー

ルート・ファン・ニステルローイ(オランダ代表)
ヨン・ダール・トマソン(デンマーク代表)
アフォンソ・アウヴェス(ブラジル代表)
アルフレズ・フィンボガソン(アイスランド代表)
バス・ドスト(オランダ代表)
クラース・ヤン=フンテラール(オランダ代表)
ヘラルド・シボン(オランダ)
ゲオルギオス・サマラス(ギリシャ代表)
マルクス・アルバック(スウェーデン代表)
ヴィクター・シコラ(オランダ代表)
マシュー・アモアー(ガーナ代表)
アリ・エルハタビ(モロッコ代表)
ミハル・パパドプーロス(チェコ代表)
マーク・ニュゴーア(デンマーク代表)

一部の選手を除き190cm前後の大柄な選手が多い。彼らがターゲットマンになる一方で、左右ウィングの育成、起用にも定評がある。

ヘーレンフェーンでプレーした主なウイング

ミカ・ヌルメラ(フィンランド代表)
ダニエル・プラニッチ(クロアチア代表)
ミラレム・スレイマニ(セルビア代表)
ウーウル・ユルドゥルム(オランダ代表)
ボナヴェントゥル・カルー(コートジボワール代表)
アントニー・ルーリング(オランダ代表)
ジェフリー・タラン(オランダ代表)
ロイ・ベーレンス(オランダ代表)
ルシアーノ・ナルシン(オランダ代表)
ラッセ・シェーネ(デンマーク代表)
ウサマ・アサイディ(モロッコ代表)

巨人揃いのストライカー陣に対してドリブル、パス、スピードを併せ持った選手が多く中央に良いクロスボールを提供しつつ自らもゴールを狙える選手達が多い。

ダニエル・プラニッチは後にサイドバックへ転向したが、ヘーレンフェーンでは3トップで起用された。このように後々は低い位置でプレーする選手を高い位置でブレイクさせることもある。

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