小林祐希の可能性

このように攻撃面では非常に面白味のあるチームで、その中で攻撃のタクトを担うのが小林ということになるだろう。

一方で、フォワードに限らずとも過去にはアメリカ代表のマイケル・ブラッドリーが得点を量産(2007-08シーズンに16得点)したように、MF陣でも二けた得点をあげることがある。小林が発言やプレースタイルの面で影響を受けたと思われる本田圭佑がVVVで得点を量産(2008-09シーズンに16得点)したように、得点を意識することでブレイクを加速させる可能性もあるだろう。幸いにしてセンターハーフには元オランダ代表のスタイン・スハールスという経験のある者がいるのも心強い。

2016-17シーズンのオランダ・エールディビジは既に開幕しており現在は2引き分けで9位につけている。

小林とかかわることの多い3トップは中央がイラン代表のレザ・グーシャネジャド、左右にスウェーデンU-21代表のアルベル・ゼネリ、元オランダU-21代表のルシアーノ・スラフフェールだ。 2014年ワールドカップでグーシャネジャドの実力を見たものは多いだろうし、ゼネリはまだ知名度こそないものの元スウェーデン代表MFアンドシュ・スヴェンソンが「自分が見た中で最も偉大な才能」と評し、リオネル・メッシと比較される期待の20歳だ。

17日には、インタビューを受けた小林、デビューは8月下旬頃と予想されるがいまいち勝ちきれないチームの中でどのようなプレーを見せるだろうか。

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